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シアトル遠征写真を見る
シ ア ト ル 遠 征 総 括
島根大学ボート部シアトル遠征団
団長 木村文雄
初の海外遠征だった今回のシアトル遠征は数々の素晴らしい経験を胸に留めて全員元気に帰国しました。今回の遠征に際しご寄付を頂いた淞水会会員の方々に厚く御礼申し上げます。またメッセージを書いていただいた本田学長や最高のハートで我々を支援してくださったlake
Washington rowing club の皆様に紙面を借りまして厚く感謝申し上げます。更には歓迎パーテイにご出席いただいたことで我々の存在感が高まった在シアトル総領事館の佐野領事や試合当日応援に駆けつけていただき温かいオアズマン心を見せられたS54年慶応OBの清水さんなどの皆様のお陰で大変有意義な遠征を送ることが出来ました。
1. メンバー構成
C関 恵美子(3年)、正調大谷 務(3年)、7番古川拓也(4年)、6番高見慎也(4年)、5番桂木隆好(3年)、4番中村直人(1年)、3番尾高大斗(3年)、2番渡辺一輝(2年)、B大塚智史(2年)そしてマネージャー田中 綾(2年)コーチ松尾寿治それに木村団長の
総勢12名で編成。
メンバーは授業の都合等で必ずしも最強メンバーとは言い難かったものの編成しうるベストメンバーが組めました。また学年も4年生2名、3年生4名、2年生3名、1年生1名と各学年にまたがり、更にはコックスと日頃部食作りに頑張ってくれているマネージャーの2名の女性が参加できました。エイトの女性コックスは島大ボート史上初であります。
2. 日程
当初予定は6泊8日の予定でおりましたが授業の都合で最終的には4泊6日というハードスケジュールとなりました。おまけに古川君が直前になってテスト日が出発日と重なってしまい一人だけ1日遅れで現地入りするという事態になりました。我々が現地で使える時間は正味3日半しかなくその間は乗艇練習とボート関連施設の見学で終始し自由時間は試合が終わった後のわずか4時間程度でした。せっかくの外国なのでもっと自由に街角を歩き手の届くところにある山や海・湖などの大自然に足を運びまた様々な人々と言葉を交わしたかったところですが叶わず悔やまれてなりません。
3. 試合
試合の詳細は別レポートに任せますが我々は2007年11月11日(日)開催の第27回Head of the Lake
Regattaに参戦しました。参加カテゴリーは「Mens Collegiate8+3V」でこれは我々の2000mタイムを主催者に通知し我々に適したカテゴリーとしてエントリーされたものです。おそらく第3対校のクラスだと思いますが結果から言えば最強のクラスにエントリーしたクルーの中にも我々より遅いタイムのクルーがあったりと、アメリカらしいエントリーだとの印象を受けました。結果はエントリー9艇中完漕6艇で我々のタイムは7:28:69で4位でした。当初の3マイル(4.8km)予定が強風のためユニオン湖を通れず約2kmに直前になって短縮されました。我がクルーがスタート地点周辺でウオームアップ中にコースが短縮となり審判艇などが無数のクルーの間をスピーカーでアナウンスしてましたが、残念ながら我がクルーには伝わらず我がクルーは4.8kmの積もりでスタートしました。コース途中でフィニッシュのサイレンが鳴って初めてここがゴールだと知ったそうです。スタート前にクルーがコース短縮のことを知っていればもっと良いタイムが出たはずですが、これは已むを得ません。
《一目千艇》
奈良・吉野の桜を「一目千本」と称えますがスタート地点の広大な湖で待機していたエイトの数はまさに「一目千艇」とでも言いましょうか、あんなに無数のエイトがまさにウジャウジャと浮かんでいる様は生まれてはじめて目にする壮観な光景でありました。我々スタッフはコース短縮をクルーに伝えるべく必死で岸を走り島大クルーを捜し回ったのですが残念ながらとても見つけ出せるような状況ではありませんでした。
4. 目指したもの
まずは島大ボート部初の海外試合でしっかりと実績を残すことが第一の命題でした。特にカーブがありランニングスタートのヘッドレースですからちゃんとスタートして無事ゴールし記録に残すことです。これは4位と大変立派な記録が出来ました。当レガッタのWebサイトを通じて10年20年先までいつでも結果を見ることが出来ます。
もう一つの大きな期待はボート部員の彼らがシアトルの素晴らしいボート環境を実際に見て感動したことをこれからの彼らのボート人生に生かして欲しいと思っています。全米No1のワシントン大学の艇庫やポコック造船所、人口60万人のシアトルに20を数えるボートクラブの存在などオアズマンにとってはどれも垂涎の的であり彼らにも豊かなボート人生を送って欲しいと願っています。
今回ほとんどすべての学生が初めてパスポートを取得し海外に行きました。
若いうちに海外に行き、様々な価値観を持っている人が世界にはいることを知りその存在を認めること、しかしながら人間の感情はみな同じだということを実感して欲しいとの願いもありました。我々の後輩がこれらを感じ取ってくれたら必ずや彼らのこれからの人生はより大きな拡がりを持ってくるのだと信じています。
5. マスメデイア
アジアからの初参加クルーとして当地での関心高く現地紙「The Seattle Times」掲載、地元ラジオ局「KOMO―AM」からのインタビュー、公式試合パンフレットへの「Spotlight」掲載、公式Webサイトでの「特集記事」などで我々のことが大きく紹介され、国内では日刊紙「山陰中央新報」や「月刊ローイング」に写真付きで記事が載りました。
6. 反省点
今回は初めての海外遠征ということでやや強引に事を進めましたが、今後3〜4年のサイクルで行くことになれば遠征費用の持ち方(学生にも応分の負担を求めるのが現実的。その為に数年掛けて積立をさせる)、授業との兼ね合いを見図る、行き先の選定、同行希望OBの問題などの充分な検討が必要だと思っています。
7. Special Thanks To (敬称略で失礼します)
最後に今回の遠征で大変お世話になった方々のお名前を記して御礼とさせていただきます。
《淞水会寄付者》
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ご寄付を頂いた35名の方々です。卒業年次順
芦田 耕一部長先生・野津 良夫前部長先生・鈴木 亨元部長先生・竹下 正博(S39)・平井 楷之(S40)・池辺 政巳(S42)・長谷川 晴二(S44)・小林 英生(S44)・中谷 学(S45)・山本 則文(S45)・前川 俊彦(S46)・小国(三上)早苗(S47)・木村 文雄(S48)・木村 こずえ(S48)・榎 晃秀(S54)・釘貫 正人(S54)・玉井 清博(S57)・川田 永治(S58)・北山 新二(S62)・尾原 信幸(S63)・畑 和宏(S63)・安食 賢(H02)・後藤 貴洋(H03)・中川 了介(H03)・入江 純(H05)・小塚 一彦(H05)・金森 健(H07)・加納(小宮)弘光(H07)・村田 守通(H09)・西川 康子(H10)・坂口 義英(H11)・山本 好一(H11)・岡本 一平(H15)・上田 広和(H17)・金津 裕美(H18) |
《島大関係》 |
本田 雄一学長(お忙しい中LWRC宛に英文メッセージをお寄せいただきました) |
《LWRC》 |
主催者であるLWRC(Lake Washington Rowing
Club)の皆さんから最大級の歓迎とサポートを受けました。
ベンジャミン・ポーター会長(弁護士)、ジョン・スチュワート(我々担当の役員で空港まで2回もの出迎えをしていただいた)、レーチェル(女性のFISA審判で当試合の審判長。モーターボートでコース取りを教えていただいた)、メリッサ(モーターボートで合計3回も練習に伴走してくれた女性コックス)、デイビット(UW艇庫の見学をセットいただいた)、コナー(艇庫マネージャーとして借艇や艇庫利用に便宜を図っていただいた)、リー(歓迎パーテイでの進行役をされたUW出身者) |
《在シアトル日本総領事館》 |
金曜日夕方シアトル一高層のコロンビアタワー75階にある会員制クラブで開かれた我々の歓迎パーテイに来ていただいた在シアトル日本総領事館の方々
佐野 幸一領事、奥平 文子教育・文化担当官、宮内リン志織里スタッフ |
《ポコック社》 |
無料で新艇の試合艇とオールを貸していただいたPocock Racing
Shells社のBill社長親子 |
| 《応援》 |
Webサイトを見て当日応援にご家族で駆けつけてくれたS54年慶応OBの清水さん(JAL勤務 でシアトル駐在) |
| 《コーデイネーター》 |
1年以上前からLWRCやポコック社と折衝してコーデイネーター役兼通訳を務めた 木村 心
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